603 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2013/02/22(金) 11:09:58.40 ID:???
シチリアへのC47輸送機の降下作戦は、午前0時の夜間降下と強風という
最悪の条件下で行われたため、味方の艦船部隊からの誤射が発生し、
27機が被撃墜、約300名が死亡という大損害を生じた。
このため落下傘降下は、予定の倍のスピードと3倍の高度から開始され、
降下した部隊は広範囲にバラバラになってしまった。
しかしこの事態が結果的に幸運をもたらした。
広範囲に渡って降下したことで、敵には
大規模な数個師団が上陸したとの衝撃を与えたのだ。
おかげでイタリア軍はまったくやる気をなくし簡単に投降し、
ドイツ軍もヘルマン・ゲーリング戦車師団以外はあっさり白旗を挙げた。
604 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2013/02/22(金) 17:52:36.89 ID:???
>>603
それ独破戦線の「降下目標、シシリー」のレビューのコピペじゃん。
いくつか間違ってるから訂正入れとくと
降下作戦は7月9~10日と11日の二度に分けて行われ、強風と
機位の損失による広範囲への降下は英第一空挺師団と第505降下歩兵連隊の第一次降下作戦でのこと。
誤射は7月11日11時半のことで、シチリア島への第二次降下作戦中の
第504降下歩兵連隊での出来事だから、誤射と広範囲に降下したことに因果性はない。
また、誤射が発生したのはドイツ軍機の空襲経路と空挺部隊の飛行経路が丸かぶりしたせいで、
事前連絡は行われていたものの午後11時過ぎまで空襲を受けていたおかげで空挺団と
敵機の見分けがつかなかったことが直接的な原因とされている。
また、艦隊も米英等連合軍艦隊によるものだったから、通達の不備があったことも指摘されている。
一方で、撃墜された機体は144機中23機、300名以上の搭乗員と降下兵の損害の内には、
第82空挺師団副師団長のケーランス准将も入っている。
あえてこの件でほのぼのした話をするなら、
第一次降下作戦を受け持ったパイロットたちは(何故か)降下目標にどんぴしゃに降ろしたと確信して喜んでいたこと。
後に何十マイルも外れて降下させたと知らされた際には、空挺隊員も同情するほど意気消沈したらしい。
[1回]
PR