575 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 22:52:44.54 ID:???
昭和23年、国鉄大井工場工機部(現在のJR東日本東京総合車両センター)。
戦後の物資不足の中、旧日本海軍向けの濃色緑色塗料を入手できた大井工場では、
早速山手線の電車の中から6両編成1本を選び、塗ってみることにした。
だが、塗料にばらつきがあったのか、1両ごとに少しずつ違った仕上がりになってしまい、
国鉄が取った苦肉の策は「これは色見本電車です、どの色がよいですか?」というポスターを作って張り出すことだったが、
あまりの反響のなさに、それっきりになってしまった。
同時期、戦時中に汚れ果てた流線型電車、モハ52を関西から運んできて、
東海道線での高速度試験のため大井工場に入場させたときも、
塗料不足を補うための旧海軍用塗料を使い、緑色に塗り替えられている。
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