637 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 21:17:27.25 ID:???
空母信濃が横須賀から呉への初航海で潜水艦から雷撃を受けた後、
艦内各所では応急作業要員が懸命に防水措置&修理回復作業を続けていた。
信濃には回航中も工事続行のため横須賀海軍工廠の工員が千名以上乗艦していたが、
阿部艦長は彼らは一般人であり、保護ならびに足手まといにならないようにとの配慮から、
「工廠の工員、上甲板」の命令を出した。
信濃の艦内は電源喪失でスピーカーが使えないため、
命令伝達は伝令員が「工員・上甲板」と言って各所を走り回った。
ところが、この伝令が人づてで「総員・上甲板」と誤って聞き取られて、
かなりの応急作業要員が上甲板に上がってしまい、艦の沈没を早めることとなった。
伝言ゲーム恐るべし。。。
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