185 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 22:16:54.58 ID:???
アメリカ、ウエストバージニア州セーレム市警察での話。
ある夜、老人医療の専門病院から警察に通報が入った。
「患者の老人が処方薬を飲みたくないとだだをこねているうちに、精神状態が陸軍二等兵時代に戻ってしまい、
大声で号令をかけたりして、他の患者さんの迷惑になっている。
かれこれ1時間あまり『ドイツ軍が攻めてくる!』と叫びながら廊下を走り回っているので、
他の病院に移送したい、手を貸してもらえるだろうか?」
病院に急行したのは、ベテラン巡査部長と新人巡査の二人組。
新人「そういう頭のおかしいやつは、どうやって取り押さえるか考えておかないといけませんね」
ベテラン「相手はただの老人じゃないか、殺人犯なんかじゃない、よく考えて行動しろ」。
病院に着いたベテラン巡査部長が新人巡査を従えて老人の病室に入ると、老人は直立不動で敬礼、
「軍曹どの、自分はお国のために戦っております、勲章もたくさん頂いております」。
葉巻入れから王冠を取り出した老人に、ベテラン巡査部長、
「よし、よく頑張った。自分とここから撤退するんだ、急げ、敵はすぐそこまで迫っているぞ」。
ベテラン巡査部長に再び敬礼した老人、巡査部長のあとについてイチ、ニ、イチ、ニと行軍を始めた・・・が、
病院の玄関に待機していた救急車を見ると、その場にしゃがみこんで動かなくなった。
ベテラン巡査部長「心配するな、あれは自分の命令でやってきた援軍の野戦救急車だ。
さあ、後方は自分が見張る、早く乗り込め!」
命令?を受けた老人、さっと立ち上がり、すたすたと救急車に乗り込んでいったのである。
あきれ返った新人巡査「はあ?あれが援軍の野戦救急車ですか?」
ベテラン巡査部長「何が悪いんだ?じいさん、おとなしく移送されていったろう?」
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