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42 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2006/12/02(土) 03:56:18 ID:???
私の生まれ育った地域は、昔ながらの閉鎖的で過疎化の東北の農村です。
近くに県庁所在地がありましたが、市街地郊外に誤射?空襲一発のみ。
県自体が当時から糞だったのもあり、近隣一帯は爆撃目標には程遠かった。
農村故、隣近所は姻戚関係の者も多く、食料も恵まれていたようです。
赤紙はもちろん届きましたが、「出征すれば再び生きて祖国の土を踏まず」です。
出征した者は死んだ者として、表面上は変わりない生活が続いたそうです。
・・・田舎故、食料豊富故、皆親戚!故に、変に平和ボケした村落だったのです。
しかし、そんな村落にも一応「防空壕」があったんですよ。
本家筋に当たる家が、万が一の為に掘り続けたようです。横穴式。
結局、過疎農村では戦時中に使われる事は一度もありませんでした。
防空壕が存在する事すら、掘っていた本家一族しら知らない有様。
その防空壕が活躍し出したのは1980年代から。子供の秘密基地です。
子供の頃「探検隊ごっこ」をやって爺様に酷く叱られたものでした。
今でもひっそりと、金網フェンスに閉ざされた防空壕があります。
今度、田舎に帰ったら、あの防空壕に行ってみようと思います。