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283 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2005/10/28(金) 02:49:21 ID:N0Ys9l7w
シュナイダー大尉
米軍の将校についてはこんな逸話もある。
投降して収容所にいた我々の前に一人の将校が現れ、日本語で話しかけてきた。
それも流暢な東京弁でいきなり、「お前達、ヤンキーに負けたな」と話しかけてきた。
面食らっている我々に彼は親しげに話しかけた。彼はシュナイダー大尉と言い、
東京で生まれ、東京で育ち、東京の大学まで出ていると言う。道理で日本語が達者なはずだ。
彼は終始暖かく我々に接してくれたのだが、ある日彼に難問が降り掛かった。B29の機長として東京を空襲せよという。
彼はその命令を拒否してしまった。自分が生まれ育った街を自分の手で焼き払うのは彼には出来ることではなかった。
米軍では命令に逆らうと階級を下げられ、給料も下げられてしまい、彼も二階級下げられ少尉になってしまったが
甘んじてそれを享け容れたのである。米軍の将校の給料で二階級下げられると云えば相当な金額で
しかもアメリカでは給料が下がるとすぐ奥さんに離婚されてしまうと言う話だが、シュナイダー大尉はただ笑っているだけだった。
アメリカの軍人にも偉い人がいるものだと今更乍ら考えさせられた。
ttp://www.wheap.com/tenian.htm