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282 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2005/10/25(火) 14:37:04 ID:???
この捕虜作業をしている私達に中国の婆さん達が毎日食物を恵んでくれた。
私らは食事が少なかったので昼の分まで朝食べてしまって殆ど空の飯盒を持って作業に出掛けた。
昼食の時に空の飯盒をつついて居る私らを見て、
婆さん達は二三人ずつ自宅に連れて行って何かを食べさしてくれた。
昼休みに魚釣台(或いは釣魚台)と言う警察署の中庭に入れられて表に出られなかった時、
お婆さん達が巡査と揉み合いまでして私らを連れ出して食べさして呉れた。
夕方引き上げるときには天秤に饅頭や漬物を下げてくれた。
宿舎に戻って夜皆でこれを分けて食べるのが何よりの楽しみだった。
本当に有り難う御座いました。