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8 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2007/09/01(土) 17:46:19 ID:???
ひょんな事から知り合った老人から聞いた話
支那のある方面でのこと
彼の所属する部隊は、川を隔てた岸に陣取っている敵軍と睨めっこをしていた
とある日の夕方のこと、歩哨に立っていた彼の耳元でガサガサという怪しい音が…
見ると、草が揺れているはっとして銃を構えたところ、その中から「ブヒー」という鳴き声が
何だ… ただの豚かと再び配置に衝いたところ、食料のあるところがいつもより騒がしい
任務をおっぽり出してそこへ向かい、あたふたしている一人を捕まえて何が起きたかと聞いたところ
「食料が減っている どうやら敵に奪われたらしい… 見張りが豚の声を聞いたらしいから
どうやら豚に化けて潜り込んだのだろう」とのこと
「よくよく考えればこんな所に豚などいるかずがない… してやられた」
上官にそう報告したところ、苦笑いされたそうだ
翌日、8人の2グループでやり返しに川を渡って敵陣に潜り込んだ (川は歩ける位浅かったらしい)
途中で一手が歩哨に気付かれた…とっさに一人が馬の鳴き声の真似で誤魔化そうとしたもの無理だった
見つかったその一手が敵を引き付けている間にもう一手がたやすく内部に進入して、
麻婆豆腐と餃子とチンジャオロースを調理していた鍋ごと奪って凱旋した
その後、夕方になっては敵陣にもぐりこんで食料をこっそり奪うという事が恒例になった
彼曰く「昼間は(食料を奪う)作戦会議で精一杯、戦闘なんかほとんど無かった」らしい