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685 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/02/12(木) 18:49:18 ID:???
シンガポール攻略戦下の鉄道第9連隊の中隊長の話から
スレンバンで一人の12歳の少女が鉄道隊に預けられました。
少女は、父はインドの雑貨商。母は日本人のからゆきさんだった
らしく、日、英、マレー語に通じており、通訳として雇われたという。
「日本軍は必ず勝つ。兵隊さんが来たら、戸棚のビールやお米を
出してあげなさい。日の丸を振って万歳といって迎えなさい」と
母親は言い残して英軍に連行されていったそうだ。
この話は美談として昭和18年度の「初等科国語五」に掲載される
ほどの強烈さがあったのこと。
シンガポール陥落後、憲兵隊が少女の母親の行方を捜したが、
英国官憲によって監獄に収容された後、インドへ連れ去られたと
判明された。
ジョーホルバルでこの知らせを受けた少女は、鉄道隊の手によって
元のスレンバンに送り返されたそうです。
中隊長が戦後、この少女の消息をたずねてまわったが、わからなかった
のこと。