MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
720 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 14:57:49 ID:???
開戦初頭、北ボルネオの油田地帯を制圧し、採油作業に入ったころの
独立工兵第二中隊のところに英領印度軍の捕虜一個大隊が派遣されてきた。
この捕虜一個大隊の収容所の管理を任せられた著者の伍長は、
苦労話を語っている。
捕虜のうちわけは、英人将校数名と下士官、あとはヒンズー1個小隊と
マホメット2個小隊の混成で、生活の慣習がそれぞれ、違っていたのである。
2種部隊の食糧が全然違うため、衛兵や管理の伍長にブーブー文句言われる
わ、夕方近くになれば、仕事おっぽり出して西の方で座して十数分拝むわ。
衛兵が収容時間なので引っ張っていこうとすると、またブーブー文句いわれて
伍長がなだめに出向かないといけないわ、と初期の捕虜管理が難渋していた
そうだ。
そのうち伝染病がはやって捕虜の一部も死んでしまったが、衛兵が普通に
土葬しようとしたら、また2種部隊から文句をいわれる。
マホメットは焼いて水葬で、ヒンズーはそのまま埋葬だと難癖つけられまくり
だったそうだ。
英人将校がこの捕虜大隊を指揮してたのだが、この指揮官の中尉は好人物では
あったが、曲者な部分もあり、ヒンズー小隊とマホメット小隊との揉め事などは
よくおさめていたが、こちらの衛兵と捕虜の揉め事には、ワザと知らぬふりを
していたようである。伍長が英人中尉に頼ろうとすると、タバコなどの
嗜好品を要求されていたそうだ。
おかげで管理者であった伍長は、軍から捕虜指導で表彰されたそうだ。
721 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 06:41:12 ID:???
>720
たぶん埋葬法が逆だ。
回教徒は死後復活して裁きを受けなければならないので
肉体を保存する必要があり絶対に土葬
(火葬は肉体を消して永遠に地獄or煉獄へgo!となる)
ヒンズーはふつうに火葬する。
子供は焼かないとか細かい戒律が決まっているが
戦士ならばそういうこともあるまい。
もっとも、焼き方はいい加減で、生焼けでも流す。