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453 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2007/06/03(日) 13:51:01 ID:???
パンツァーマイヤーことクルトマイヤー著「擲弾兵」より
その夜、ビューゲルザックSS曹長は変わった体験をした。
彼は人間には避けられぬ欲求を感じ、小さな納屋を訪ねた。
風の当たらぬところで、ゆうゆうと用を足しにかかった。
「しかし、運命とはわからぬもんですな。」
フリッツ・ビューゲルザック一人だけではなかったのだ。
目の前にソ連軍の少尉が座っていて、黙って彼に期間拳銃を向けた。
しばらく前からフリッツの『重大用件』を眺めていたのだった。
とにかく、われわれは悲鳴を耳にした。
懐中電灯で照らしてみると、ズボンを下げたままのフリッツが、
口も利けずにソ連軍将校を指差しているではないか。
このときほど大笑いしたこともなかった。
相手もフリッツに差し出された煙草が実にうまかったのではないだろうか。
454 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2007/06/03(日) 16:57:47 ID:???
その後、ソ連将校はどうなったの?
455 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2007/06/03(日) 18:22:47 ID:???
>>454
その後のことは書いてないけど
この本のほかの事例とかを見るに
将校は捕虜にして司令部に送ったんじゃないかな
あとロバート・キャパが北アフリカの取材で
道中腹痛に襲われサボテンの木陰で用を足して
さぁ行くかと立とうとしたら目の前に
ドイツ語で「警告!地雷原!」と書いてあって
半べそになりながら近くにいた運転手に
「工兵をよんでくれー!」といった
しばらくするとその運転手は
イギリス軍工兵と「雑誌記者」を連れて戻ってきた