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767 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/03/03(火) 07:31:14 ID:???
その点補給がまだ順当だった、日中戦争期中支軍での「贅沢な逸話」に
「手違いなのかカレー粉が続々届いた」ていうのがあったな。
最初はカレーライス、カレーすいとん、カレー味の煮付け等に応用して
兵達にも好評だったが、何せ他の糧秣に較べカレー粉の量が圧倒的だった。
汁いつもはカレー風味、副食物もカレー味なのが延々と続く(前線近くで都市
もなく、当時の中国農村部ではカレーが知られていないので物々交換も拒否
された)と次第に兵もうんざり。とうとう始末に困って中隊長だか大隊長級が
「前線近くに到達しつつあり、匂いで接敵時に不利の恐れあり」を理由に
放棄を許可。大量のカレー粉は手近の川に放り込まれた。
折しも下流域で活動中の別の部隊、川上から真っ赤な水が流れてくるので
「上流では大激戦、屍山血河とはこの事だ」と戦々恐々としたそうな。