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軍事板「戦時中、戦場でのほのぼのとした話」スレまとめサイト
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378 名前:372[sage] 投稿日:2011/12/05(月) 16:07:42.04 ID:???
なんか需要があったので。

通信兵として青森にいた祖父。
大空襲後も、毎日のように米艦載機が飛来。
対空戦闘要員が足りず、祖父の居た通信隊も防空戦闘に駆り出された。
対空兵装が不足し、部隊に与えられたのは三八式、九九式短、訓練用木銃、あと重機関銃が少し。

戦闘なんかやりたくない通信隊の面々。
身を隠しながら戦いたくても
空襲後の焼け野原に遮蔽物なんてない。

そこで編み出されたある妙案。
内容は背中にトタン板を背負って、艦載機が向かって来たら亀のように丸まって身を隠すもの。
空襲後、周囲もガレキまみれなので、最初のうちは偽装効果抜群だったという。

しかしこの作戦、残念すぎる欠点があった。
・トタンを背負ってると風に煽られてロクに走れない。
・ひっくり返ると自力で起きれない。
・周囲のガレキが片付けられるとかえって目立つ。

周りからはどん亀呼ばわり。

最終的には背負うのではなく、盾のように改造したものの、
艦載機が来なくなって間もなく終戦。


ちなみに、木銃を渡されたのは新兵。
命令は「力の限り敵機を威嚇、罵倒せよ」
竹槍よりひどい。

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