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軍事板「戦時中、戦場でのほのぼのとした話」スレまとめサイト
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301 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/11/14(月) 21:41:42.28 ID:???
今は亡き三代目江戸屋猫八師匠の話。

古川ロッパ師匠から即日帰郷間違いなしと言われたやせっぽっちの猫八師匠。
殴られ叩かれ失敗もしたけれど、軍旗祭の演劇会では大活躍。
あっと言う間に三ヶ月が過ぎ佐倉の連隊に向かうことになった。

仲良しだった軍馬の山泉号や武海号へ別れを告げて鼻ヅラを撫でると
馬の方でもわかるのか顔をすりよせ涙を浮かべてこちらをみ、名残つきないままその場を去ったそうな。

さて、いよいよ転属の日。お世話になった古兵に挨拶すると
散々いじわるしたり殴ってきた古兵たちから「戦地じゃ水に気をつけろ」
「やせっぽっちが立派になったなぁ、ガンバレヨ」
「死ぬな、生きて帰ってこい」と肩を叩いて励ましの言葉が…。
猫八師匠、どうにか涙を堪えたものの
「お世話になりました。古兵ドノもお元気で…」の後が続かず、泣き顔だけは見せずに営門から出発した。

その時、「万歳、万歳」と送り出す古兵の声を聞き、堪らず猫八師匠の頬に涙の筋が――

殴られてもいじわるされてもやはり別れは辛いもの、とは猫八師匠の談。
自衛隊でも教育隊を離れる時が一番泣くと聞きますがこれも一種の伝統か…


302 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/11/14(月) 21:51:37.99 ID:???
>>301
劇場版ジャイアン効果


303 名前: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 [sage] 投稿日:2011/11/15(火) 00:47:17.22 ID:???
>>302
25年前の、新隊員だが その通りだった。
いまだに、同期、先輩、後輩のつながりはある。
同期からの、頼まれごとは最優先であることは嘘でないよ。


305 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/11/16(水) 20:08:36.59 ID:???
>>303
同業者の社長さん、元自衛官のひとがそんな感じだった。
親友というか、いまだにつきあいが深いのは教育隊で一緒だったひとだとか。

一緒に飲んで、酒が進むと、
「ドッコンジュウリョって知ってるか?ワシはそこで迫撃砲を撃っておったよ」
「迫撃砲弾の信管はな、信管だけでも爆発したら指ぐらい吹き飛んでしまうんだ」
「お前さんがマニアなら、何か取っておいて、あげればよかったのう、わはははは」

・・・酒の強さも自衛隊仕込みとかで、社長さんは顔色ひとつ変わらないのにこちらはヘベレケ・・・。

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