222 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2012/09/17(月) 18:54:22.17 ID:???
昭和初期、岡山にあった日本食堂で洋食を学んでいた若い見習い料理人がいた。
召集され、中国大陸に出征したのだが、召集前の職業を買われて幹部付きのコックとなり、
中国大陸を北部から南部まで転戦しつつ、各地のさまざまな食材で料理をすることになった。
中国大陸で料理人が学んだことのひとつに、中国人の豚の調理法があった。
肉、骨、皮を余すところなく食材に使い、どこも無駄にしない。
昭和23年、料理人は復員し、岡山市内に食堂を開いた。
このとき料理人は、他の店にない独自のスープを使ったラーメンを考案した。
スープを豚骨から取る店は他にもあったが、この店の場合、豚骨に加えて豚の皮もスープの材料に使い、
じっくり煮込んだ豚の皮から出る旨味を加えたのだ。
中国大陸での料理の経験が、充分に生きたスープであった。
さらにはそのスープを濃い目に取った魚のダシと合わせ、出来上がったラーメンは、
他店にはない自慢のメニューとなり、
二代目が店を継いだ現在も創業時の味を引き継ぎ、好評を博している。
223 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2012/09/18(火) 01:40:14.97 ID:???
>>222
ググってもいまいちわかりませんでした
恐れ入りますが店舗名教えていただけないでしょうか
224 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2012/09/18(火) 02:15:14.36 ID:???
>>223
岡山市表町「やまと」どちらかというと洋食メインの食堂。
おれもここのラーメンを食べたことがあり、確かに美味かったのを思い出しながら書いてみた。
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