MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
147 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2010/04/10(土) 11:49:47 ID:???
まったく戦闘には関係がないのだけどいいかね。
北海道は千歳の基地に航空少年兵でいったうちの親父。
周りは荒涼とした原野。部隊内は特攻が始まっていた
こともあって目つきが三角につりあがっていてピリピリ。
動物好きだった親父、心の平安を女の子に求めるわけもなく
「そこらにうじゃうじゃいた鴨を罠でとっ捕まえて」
喰ったのか!と突っ込む俺に
「バカ。首に縄つけてコッソリ飼っていた」
「結構なつくんだぞ。かわいかったぞー」
ある日、見に行くと縄と羽だけ残っていたそうだ。
「拳銃の空薬莢もころがっていたから、きっと下士が撃って
食っちまったんだろうなあ。かわいそうなことをしたよ」
5年前、親父とおふくろを連れて北海道旅行をした際、千歳空港
に降りた。
オヤジ、目を細めて
「もう、基地がどこにあったか解らないけど・・・ガオとガーコは
可愛かったんだぞー。 あ!イーグルだ!レイセンのほうが
美しかったなー!」
旅行にいけてよかったよ。(でもおやじ、ジャガイモだけは断固
拒否。「見るのも嫌だ!」だとさ)