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213 名前:168[] 投稿日:2010/05/03(月) 00:14:24 ID:VBEDgeWW
父方の祖父(2001年に他界)は開拓民として満州に渡って、ソ連軍侵攻で引き上げ時に徴兵されて前線へ。
んで、即捕虜になったんだが、技術者だったんで結構酷い扱いはされなかったらしい。
煙草とかも貰えたそうな。
「ロシアの煙草は不味かったが、吸うと妙に落ち着いた気分になった。」との事。
そんな祖父の好きな煙草はキャビンマイルドでした。
その流れを受けてか、父も何だかんだ言いながら好んで吸うのはキャビンマイルドです。
続き必要な方イルカナ?
217 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2010/05/03(月) 15:05:28 ID:lRqRuBhF
>>213
>技術者だったんで結構酷い扱いはされなかったらしい。 煙草とかも貰えたそうな。
>「ロシアの煙草は不味かったが、吸うと妙に落ち着いた気分になった。」との事。
それはもしや…
222 名前:168・213[] 投稿日:2010/05/05(水) 02:28:36 ID:XzW64Fdj
すまん、ちっと忙しくて2ch来れんかった。
>>217
今となっては真相は闇の中ですが、恐らくはアレじゃないでしょうか?
ただ、「日本の煙草が恋しかった」と祖父は言っていました。
以下続き、
酷い扱いはされなかったとは言っても、やっぱり一部兵士達からの嫌がらせはあったそうです。
後半ば洗脳教育のようなものも受けさせられたようで、かなり根に持っていたようです。
んで、オチ。
そんな捕虜生活から50年程後、私の従兄弟がロシア旅行から帰ってきた時の事です。
旅行先のお土産を皆に見せていた時、それは起こりました。
マトリョーシカ人形、キャビア、ウォッカと次々と広げられていくお土産の数々。
そんな中、祖父思いの従兄弟は祖父にゴルビー(ゴルバチョフ)人形をプレゼントしました。
その時点で祖父の機嫌はやや悪かったそうですが、従兄弟は気付かなかったそうです。
そしてその人形、ボタンを押すとゴルビーが喋るという機能が付いていました。
何気なくボタンに手を伸ばす祖父、勿論ゴルビー人形が喋り出します。
祖父は捕虜生活が長かった事もあり、ある程度のロシア語は理解できたそうです。
ゴルビー人形の言葉を聴いた祖父は突然従兄弟の胸倉を掴むと、
「お前何でこんなもん買って来るんじゃーっ!!」
っと怒鳴りながら従兄弟を張り倒したそうです。
因みに、ゴルビー人形はその日の内に祖父の手によって丁重に粉砕されてしまったそうです。
一度は現物を拝んで見たかったですが、それは今では適わぬ話・・・。
一体人形がどの様な事を喋ったのか、非常に気になる今日この頃です。