MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
932 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/04/19(日) 00:12:12 ID:???
某伊号潜は某南洋の島で、夜更けまで魚雷発射訓練をやって帰港した。
翌朝、なぜか艦長自ら「総員起こし!」と叫んで回ってきて、乗組員は
慌てて飛び起きたら完全に寝過ごしていた時間であった。
本来、起床の号令をかける当直兵は、なんと昨晩の疲れで爆睡状態だった
のである。
実は艦長、明け方4時に起きて港で釣りをしていた。
他艦では起床の号令がかかり、港の各軍艦は軍旗掲揚のため、乗組員が
甲板に出てざわざわと準備しているのだが、当の伊号潜だけ静間に
かえってるのに気づき、焦って帰艦してきたのであった。
海軍の日課の始まりである軍旗掲揚に、当の伊号潜だけ寝坊したとあっては、
当分白い目で見られるのは必至であります。
乗組員は冷や汗かいてあたふたと駆け回り、辛うじて軍旗掲揚の時間に
間に合った。
艦長は昨夜の猛訓練の後と言うことで、寝坊した当直兵には、怒らずに
注意で済ませたの事。
題名はうろ覚えだが、「海軍生活入門」だったか。その本から抽出。