826 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/09/03(土) 15:31:21.13 ID:???
昭和帝のエピソードは多いが明治帝の話があまり出ないので日清戦争中、
広島に大本営と御座所があった時の話を1つ。
明治帝が御座所を移されたのは「前線に近い場所で大元帥としての職務を全うして頂きたい」と
臣下が奏請したからだったが、いざ広島に着くと陛下の態度は立派なものだった。
玉座とその後ろに金屏風、壁に時計があるだけの御座所に
側近が安楽椅子ぐらい用意いたしましょうと言えば
「戦地にそのようなものがあるのか?」
冬場に備え、暖炉を用意しようとすれば
「出征将兵の苦労を思えば不便何かあらん」と断り
和平会議の見通しが立つまで皇后陛下他、宮中の女性が広島に来ることを許さなかったそうな。
蛇足かもしれないがふと東日本大震災に際し、節電に協力された今生陛下の態度に通じるものを感じた。
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