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901 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/06/05(木) 23:52:46 ID:???
おれが仕事の関係で知り合った、中国の会社の社長。
中国の現地は上海で接待され、飲みに行くと、
酔った勢いの上司「こいつ、軍事マニアでねえ、軍隊のことに詳しいんですよ」
社長「あ、そうなの?おれ、もとは人民解放軍海軍の将校で、駆逐艦に乗ってたんだよ」
・・・上司よ、おいっ!と、内心思ったおれだった。
話の持って行き方によっては商談がボツになる、酒のペースを落として社長の顔色を見ると、
なんのことはない、酔った社長は問わず語りに話しだした。
「おれが海軍に入ったのは、貧乏でも頭だけあれば高等教育を受けさせてもらえるからさ。
家が貧しかったからなあ。
勉強させてもらってもなお、軍隊にいるやつなんてバカばっかだよ」
「水兵さんなんて、ほんのちょっとしか給料もらってないもんな、あれじゃ食えないよ」
「誰が戦争なんてしたいもんか、政府はバカだ、日本とケンカして何がいいことがあるんだ、そう思わないか?」
・・・「北国の春」を社長と男同士デュエットして歌いながら、考えることも多かった上海の夜だった。