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793 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2006/10/24(火) 17:48:04 ID:M4rmudXl
ちなみに、家の爺ちゃんはニューギニアから生還できた運が良い人だが、
ニューギニアで5・6人で孤立してたらしい。
腹がへってへってどうしようもなかった時に、米軍(オーストラリアかもしれんが)からスピーカーで、
「戦争は終わりましたからトウコウシナサーーイ」とたどたどしい日本語で声が。
上官に連絡とろうにもとれない状況で士官もいない状況だったので、
「罠かもしれない。嘘ついてるかもしれない」と思ってたらしい。
すると一人の戦友が「降伏してもいいが誠意みせんかーーーい」とヤケクソでいったらしい。
するとなにか金属の塊が投げ入れられてきた。手榴弾か思って逃げようとしたらなんと、コンビーフや魚の缶詰。
情けないと思いながらも「まぁ、誠意を示してくれたわけだし、お礼はいわないと・・・」と兵士全員で自分自身を説得しながらあっさり降伏。
どうやらアメさんのそこの現地の部隊に日本語がかなりできる人がいたらしく、その投げ入れられた缶詰ほど旨いものはこの世になかったと、
よく語っていましたな。
ただほのぼのとしてはいるんですが、缶詰が投げ込んでくれなければ、ヤケになってみんな最後まで戦っただろうといってました。
いっきに緊張の糸がほぐれたからこそ、降伏できたと。
正直、缶詰投げ込んだ連合軍の兵士がいなければ私すら生まれていないと思うと、ほのぼのしてないかも。
ちなみに捕まってから食わされたバターライスも旨くて旨くていまだに思い出に残ってるとよく言ってました。