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107 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/08/01(金) 11:57:34 ID:???
なぜか自分だけ食事のときの牛乳が多いとか、やたらと様子をうかがいにくるのを
別に気にも留めずにいたのに周りからあの婦長はお前に気があるぞ、恋文を書け、書けとけしかけられ
それを実行したら婦長室に呼び出され「これ何っ!?コドモのくせに生意気な!」
一水兵の自分にとっては上官でもある25歳の海軍一等看護婦である婦長にこってり絞られるも、腹の虫がおさまらず
病院の敷地にいたトノサマガエルを婦長のベッドにしのばせておいたら
その夜婦長の物凄い悲鳴が病棟中に響き渡り即刻退院通告
昭和初期、まだ日本が太平洋戦争に突入していない頃のエピソードです
108 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2008/08/01(金) 17:08:58 ID:2uQFLafu
>>107
面白い!後日譚とかないのかな?
109 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/08/01(金) 20:26:10 ID:???
>>108
昭和16年春、水兵から少尉に出世し第7駆逐隊司令部付の掌通信士として駆逐艦に乗り組んでいたとき
横須賀駅で召集予備兵の集団とすれ違うと入院前に乗っていた駆逐艦の先任下士がいたので再会を喜び
明朝入営だというのでいっしょにいた細君とふたりのお子さんともども近くの旅館に入り懐旧談に花を咲かせていたら
「おまえこの女房を知っているだろう?恋文をつけたそうじゃねえか」と言われ細君殿の顔をよくよく見れば
二人の話を聞きつつククッと笑っていたその顔は容色褪せたとはいえ、まさにあの婦長殿
「婦長、あのときはどうも・・・」
「ホホホ、立派になられて、とてもあのやんちゃ坊主とは思われません」
入院した自分をよく見舞いに来ていた先任下士と婦長はいつしかねんごろの仲となり婚約までしており
婦長は自身の婚約者と同じ艦の自分を大切にしてくれたのだ、というのが真相だったそうです
召集された先任下士は南太平洋の島嶼守備隊に行き、開戦後まもなくその部隊は全滅したそうです
110 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/08/01(金) 21:22:06 ID:???
>>109
開戦後まもなく全滅した南太平洋の島嶼・・・Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ドコ?
115 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/08/02(土) 06:44:53 ID:???
>>110
「開戦後まもなく」は間違いでした
行き先はマーシャル諸島方面だったようです