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484 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2007/06/12(火) 21:25:52 ID:???
>>473
ある満鉄「蘇家屯」駅の駅員氏。
終戦時の混乱の中でも、大きな駅だった蘇家屯では治安もよかったため、
ソ連兵の略奪をまぬがれた満鉄支給のウォルサム懐中時計を、
満鉄の思い出の品として、日本に持ち帰る決心をした。
しかし、日本への引き揚げ船に乗船する際、手荷物の内容は厳しく検査され、
ものによっては中国官憲による没収もあり得たのだが、
駅員氏、懐中時計を荷物に入れるのではなくしっかと左手に握り締め、
荷物に気を取られていた中国官憲の目をかすめて、持ち出しに成功。
80年代に至っても、満鉄の支給番号入りウォルサムの懐中時計は、
元駅員氏のもとで、1分の狂いもなく、時を刻んでいたという。