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470 名前:名無し三等兵[uso] 投稿日:2007/06/11(月) 18:41:48 ID:???
満州・奉天の陸軍飛行場では、昭和20年8月ソ連の宣戦布告を受け、
陸軍士官学校を卒業したばかりで操縦訓練中の若手士官達による
対戦車特攻隊が結成され、全員覚悟を決めていた。
だが出撃を筑前にして、終戦となった。
その勅令を受けた隊長は、ソ連軍の到着前にいち早く
訓練中の若手士官たちだけを強制帰国させる命令を発した。
「我々はソ連軍の捕虜となる。しかし君たちは、直ちに帰国せよ。
たとえ地を這い草を噛み、犬・豚になっても、祖国復興に全力を尽くせ!」
こうしてソ連に抑留されることもなくいち早く帰国した若者たちは、
隊長の篤志に応え、戦後の日本を支える活躍をしたのだった。