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317 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 23:57:16 ID:???
最近読んだ本で、ほのぼのじゃないんだけどほっとした話
武蔵が沈みそうになった時、兵隊が腰に10個ぐらい
水筒を縛り付けてた。上官が不審に思って水筒を確認したら、
どれも空の水筒だった。
「おまいなにやってんだ」って聞いたら、兵隊は「まったく泳げないから、
これで浮き袋代わりにします」と答えた。こんなもんで浮くのかなと
思ったけどその上官はほっといた。
この兵隊は結局、水筒で浮かんで救助されて生還した。
436 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 00:09:00 ID:???
>>434
ちなみに、以下 「水筒に助けられた話」のソースです。
新潮文庫「軍艦武蔵」 手塚正己著 下巻188ページより以下引用
『彼は十個ほどの水筒を肩からたすき掛けにすると、その上をバンドで締めて
いた。小澤が腰に連なった水筒の一つをゆすってみると空だった。
「お前、その格好はなんだ?」
矢島一水が真剣な顔で答えた。
「はい、泳ぎがまったくできないので、空の水筒を浮き袋の代わりにします」
果たして効果があるのか疑問に思ったが、急かされている状況でもあったので
なにも言わなかった。
水筒の効果はあった。矢島は簡易浮き袋のお陰で駆逐艦に助けられ、無事
終戦を迎えることができたのである』
「総員上甲板集合」が出た直後、沈没寸前のエピソードです。
生還した水兵は矢島一等水兵。上官小澤上曹(小澤考太郎氏)も戦争を
生き残りました。