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314 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 19:28:23 ID:???
祖母の話。
戦争末期、旦那が基地に働きに出ている間に空襲があった。
祖母は娘二人を連れて防空壕へいそいだが、就学前の下の娘がはぐれてしまった。
祖母は上の娘を防空壕へ入れると、自分は焼夷弾の雨の中、下の娘を探しに飛び出していった。
やがて空襲警報が解除されたあと、下の娘は親切な人に連れられて、別の防空壕に避難していた事が分かった。
その親切な人は、上の娘の元に下の娘を連れて来ると、名乗りもせず去っていったそうだ。
ちなみに母親たる祖母は、防火水槽に飛び込んで難を逃れ、これまた無事だったとのこと。