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869 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/04/01(水) 13:46:20 ID:???
カレン民族解放軍とミャンマー軍の内戦での話
睨み合いの続く最前線、戦闘の合間に舌戦も行われていた。
「カレンの山猿!」
「そんなとこで毎日マスかいて、ママが泣いてるぞ~!」
カレン軍塹壕内でその舌戦を聞いていた日本人とフランス人の傭兵達は、幼稚な罵り合いの文句に顔をしかめた。
痺れを切らしたフランス人兵士がニヤリと笑い同じ塹壕内にいたカレン兵に紙切れを渡した。
紙切れを一瞥したカレン兵はブッと吹き出し「OKOK」
と塹壕を走り出て行った。
「何あれ?」
と聞く日本人兵士に
「何、気の利いたセリフを教えたんだ」
と紅茶を飲み始めた。
870 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/04/01(水) 14:01:15 ID:???
~続き~
離れた塹壕からカレン兵の叫ぶ声が聞こえてきた。
戦場に沈黙が落ちる。普段なら文句が帰ってくるところ。
「あれ?なんかさっきまでと違うな?」
と皆が考えた直後
返事の代わりに迫撃砲が撃ち込まれてきた。
フランス人兵に内容を聞いても笑うばかりで答えない。
帰ってきたカレン兵は満面の笑みを浮かべて親指を立ててみせる。
日本人兵士が紙切れを奪って読んでみると…
「お前らこんな所に居て良いのか?今頃女房、姉妹はお前らを送り込んだ上官にヤラれまくってるぞ!
無事に帰れたらアソコの臭いを嗅いでみろ!ドブより酷い臭いがするぞ!」
迫撃砲を撃ってきたのは絶対コイツのせいだと暫くの間一同爆笑、幼稚さはどっちもどっちだと思いながらも笑い転げたそうだ。