677 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2012/02/05(日) 14:15:54.18 ID:G+N4vmkH
現代編になってしまうが。
俺は高校の時、1年間USAにホームステイしていた。
ところが当時、米国は不況真っ盛り。もちろん経済的負担の大きいホストファミリーも不足状態。
そんな中、俺は退役軍人の家にステイすることになってしまう。ファミリー自体は私のことをとてもよくしてくれたが、となり(といっても歩いて15分はかかるが)に住んでいたホストファザー父は私のことを邪険に扱う。
さて、ある日、ホストファザーに連れられて、ホストファザー父の家に行ったところ、ホストファザー父氏、テレビで第三次ソロモン海戦についてやっている番組を見ていた。ホストファザーが私に囁く「彼、この戦いに参加してたんだ」。
それを聞いて仰天、なんと私の大叔父もこの戦いに参加していた。ホストファザーがホストファザー父にそのことを教えると、これまでの態度が一点、「詳しく聞かせてくれ」と。
ホストファザー父氏はなんと戦艦サウスダコタの砲術士官。うちの大叔父は重巡愛宕の航海士。
昨日の敵は今日の友というやつでしょうか。それ以降、ホストファザー父氏は私のことを大変、気に入り、しょっちゅう、私と話をしたり食事に行く仲になりました。
一度だけ、ホストファザー父の昔の同僚、つまりサウスダコタの別の乗組員と会う機会があって紹介してもらいました。
「こいつのじいさん、あの時のタフな艦の航海士だったんだぜ」
ただ、、、ホストファザー父氏、ちょっとボケが始まっていたので、後になってどうも大叔父の艦を霧島と勘違いしているフシがあった。訂正しとけばよかったのかな、、、
[17回]
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