279 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/11/03(木) 18:19:40.42 ID:???
航空自衛隊のF86F乗り、服部省吾氏の回想。
航空自衛隊がスクランブルで飛ばす戦闘機には、領空侵犯の証拠写真撮影のためのカメラが積んである。
当時、服部氏が乗っていたF86Fには、アサヒペンタックスSPが積んであった。
抜けるような青空の中で、銀色にきらきらと輝くソ連機、
今の全自動カメラでも露出が決めづらいところで、
アサヒペンタックスSPにも露出計がついてはいるが、服部氏、写真撮影の心得はいまひとつ。
帰投して現像してみたところ、ソ連機が写ってはいたが露出不足で真っ黒にしかプリントできず、
服部氏、上官にえらく怒られ、それからは写真の撮り方も練習したとか。
なお、航空自衛隊戦闘機に搭載されるカメラは、SPからOM-1を経て特別改造のFM2となり、
現在はデジタル1眼レフになっている。
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