152 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/10/20(木) 19:11:34.76 ID:???
故・三代目江戸屋猫八師匠が従軍中の話。
バナナは食べれるし寒い自分にはちょうどいい。
オマケに船舶部隊というのは船長待遇で食事は上等。
そんな理由で南方派遣の船舶部隊をしがんした猫八師匠。
宇品の港からえっちらほっちらラバウルへ。
途中、空襲にも潜水艦にも襲われず無事についた晩のこと。
突然敵の大部隊が空襲をかけてきたではないか!
上空から敵の照明弾が投下されラバウル基地が照らし出され
高射砲と爆弾が炸裂して夜空と地上で華咲かし
敵味方の戦闘機が入り乱れ曳光弾の光が駆け抜ける。
これを船上からみていた猫八師匠、まるで花火大会をみている気分になり思わず
「たまやーっ!かぎやーっ!」とどなった。
次の瞬間、ガツーンと頭に衝撃が…哀れ猫八師匠は南冥に死す…わけではない。
そんなこと叫ぶなと叩かれてしまったのだ。
水木先生といい、この手の失敗は多いんだろうか。
[3回]
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