157 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2011/10/21(金) 14:32:07.51 ID:???
ゲンコツされて始まった猫八師匠のラバウル生活。
パパイアの青い実をぬかみそ漬けにしたり、バナナを天ぷらにしたりと南国生活を楽しんでいた。
しかし時は戦時下、猫八師匠の機関銃隊にも作戦参加命令が…。
兵器受領の為に集まると92式に比べてスラリとした軽機のような銃が並んでいる。
「お、新兵器かな?」
と思ったら支那事変当時の旧兵器、弾薬箱にかかれた製造年月日も新しい。
物資不足なんだなぁと不安になった猫八師匠。
ところがその物資不足で猫八師匠の隊まで兵器が行き渡らない。
それでは人員食料無駄だと広島の本隊に帰還することになったとさ。
さて、それじゃあまたラバウルに来ることはないだろうと
船の傍で思い出つくりに戦友と泳ぐことにした猫八師匠。
そこに突然水兵さんが大声で叫んでくる。
「サメだーっ!速くあがれーっ」
一目散に縄梯をつたって船に上がると
大きな鮫が数匹ゆらーりゆらーり、先ほどまで泳いでいた場所を回遊している。
間一髪で助かったなぁと戦友と話していると一部始終をみていた船員さんが笑って
「あれはネコザメ、食付きはしませんよ」と教えてくれた。
南方ラバウル、空襲あれどもほのぼのとした日もあったようで
[6回]
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