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882 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 01:10:21 ID:???
某田舎町の港に米海軍フリゲートが入港したときの話。
おれが行きつけの飲み屋(マスターひとりでやってる色気のないバー)にも、
フリゲート乗員が2人ほど飲みに来た。
マスターは英語も話せるし、マニアっ気があって軍事関係の知識もある、
乗員とあれこれ話していると、どうやら女の子のいる店に河岸を替えたいらしい。
「・・・で、お前ら、いくら出せるんだ?」
「日本円で5000円ぐらいかな・・・」
「OK、すまんがその予算じゃイイコトするのはあきらめろ、女の子と話がしたいならさせてやるが」
「本当か!連れていってくれないか?」
・・・仕方ない、マスターはいったん店を閉め、知り合いがやってるキャバクラに電話。
「飲み放題で女の子つけて、知り合い価格の5000円ポッキリで何とかしろ!」
キャバクラの席につくと、乾きもののおつまみとフルーツがテーブルに置かれ、
「ヘイ、マスター・・・(恐る恐る)これは別料金なのか?」
「いや、料金内だから安心しろ」
・・・そのとたん、フルーツもポテトチップもおかきもあっという間に空になった、
”こいつら軍艦で何食ってるんだろ?”と、呆れ顔のマスター。
しかしそこは米海軍軍人、さんざ飲んで食って女の子からかっている最中でも、
「今、何時だ?2230か、2300が帰艦時刻なんだ、楽しかったよ、これで失礼する」と、
すっくと立ち上がった様子はシラフそのもの。
マスターいわく、
「アメさん海軍って給料安いんだろうな、でも、やっぱり軍人だ、規律を忘れてはおらんなあ」。