766 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2012/03/12(月) 22:33:49.52 ID:???
ほのぼの話ではないんだけど、いい話スレが見当たらなかったもので・・
数年前に8CHでやってたTV番組。
ある特攻隊兵士と、当時兵士が居候をしていた家の家族を
追ったドキュメンタリー。
ハタチそこそこの特攻隊員は、居候している家の14歳の娘と恋仲に。
しかし出撃の日が来て結局兵士は還らぬ人に。
二人にとってさぞかし辛いことであったであろう。
もしかしたらその娘さんはその気持ちを一生引きずってしまうのではないか?
その後の一生はどうなってしまうのか?と思った。
番組はその娘さんのその後を追った。
娘さん(今はもちろんおばあさん)は別の地で結婚し、幸せに暮らしていた。
当時のことを覚えているか?と尋ねられ、
重々しい雰囲気は微塵もなく、清々しい笑顔で、
「もちろん覚えています、忘れられません。
彼のことが好きだった事は大事な思い出です。
人を好きなるということを教えてもらって、
おかげで私は今幸せになることができました。
感謝しています!」
とおっしゃっていたのを聞き、何だかとても安心した。
何というか、
戦死された特攻隊員もきっと安心しているのではないかと感じた。
よく恋人に戦死されてしまった人の悲しい話をよく聞くが、
私はこのTVを見て、彼らにとって戦争は一つの青春なんだなと感じた。
[5回]
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