140 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2012/08/12(日) 14:46:56.27 ID:???
光人社の○○よもやまばなしで読んだ記憶があるのだが
ある若手海軍士官が夜間に艦内の見回りをしていた
ふと、どこかから騒ぎ声が聞こえる
そこへ行ってみると、自分の部下たちが無断で酒盛りをしていた
これがばれたら自分も部下たちも処分されるのは間違いない
凍りつくように誰も言葉を発しない
その士官は下士官兵の輪の中に座り、無言で茶碗を持ち上げた
それに注げと言うことなのは誰の目にも分かった
恐る恐るその茶碗に隣の下士官が酒を注ぐ
士官はぐいっと飲み干し何も言わずに去っていった
その後、その士官は部下たちに尊敬されるようになった
[3回]
PR