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460 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2006/09/16(土) 21:33:15 ID:???
戦後、婆ちゃんが伯母さん(俺の母はまだ生まれていなかった)を抱いて、街を散歩していた。
と、進駐軍の兵士がやってきて英語で何かわからんことを言って、伯母さんの頭を撫でていった。
その時婆ちゃんは、「向こうの人は遠くから見ても近くから見ても、相撲取りみたいに大きいんだねえ。
あんなに大きい人がいる国と戦っちゃあ、そりゃあ負けるわねえ」と思ったそうだ。
で、その婆ちゃんが癌で亡くなり、旦那の爺ちゃんも五年前に大往生したのだが、
爺ちゃんが生前に仕事先で仲良くしていたというアメリカ人男性が弔問にやってきた。
その際に先の婆ちゃんの話をしたら、その人が流暢な日本語で、
「私の父も占領軍で日本に行っていました。戦争中はあまり気にしていなかったけど、
実際日本に行って日本人を間近で見てみて、自分達に比べてかなり背が低い人が多いのに驚いていました。
それなのに、あんなに我々を苦しめたのだから、ガッツがある国なんだな、と思ったそうです」とのことだった。
まあ何となくほのぼのとしたような話。