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175 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 16:30:06 ID:???
熊本は八代の特攻訓練の飛行学生たちの下宿先として、由緒ある剣豪の家、
丸目氏のお屋敷が一部の飛行学生を引き受けていた。
終戦直後、丸目氏の夫人が面倒見ていた飛行学生たちがお屋敷へ押しかけ、
「先に散っていった英霊たちに申し訳ない。恥をさらすより自決を選んだ
ので、丸目氏に介錯を求めたい」と凄んできた。
剣道指南の先生でもある、丸目家当主が出てきて飛行学生を部屋に呼んで
説得を始めた。丸目夫人が襖の外で待機してたら、やがて飛行学生たちが
改心したらしく、涙流しながら部屋から出てきて、「奥さん、早まったこと
を申してすみません。今まで大変お世話になりました。感謝します。」みた
いなことを言って礼を延べ、夫人ももらい泣きして喜んだ。
丸目家当主の旦那が後ほど「彼らも本当は、自決を引き止めてほしかったの
だろう。なぜなら、わざわざ世話になったウチへ来るものか」と語って
いたという。
地元の「戦争遺跡を歩く」という小冊子に載っていた丸目夫人のエピソード。