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739 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/10/14(水) 22:19:09 ID:???
母艦搭乗員だった山川氏。母艦がトラック島に入港して搭乗員は竹島飛行場で
訓練していた。
まもなく、山川氏はアメーバ赤痢にかかってしまい、母艦の病室に隔離されて
しまった。
治療のため、軍医から2,3日の絶食を言い渡され、病室にも鍵がかけられた。
しかし山川氏は「三日も食べなかったら死んでしまう、こりゃたまらん」と、
ある夜、舷窓から脱け出し、搭乗員室から一週間分の食糧を落下傘袋に詰めて
戻ってきて隠していた。
次の日から軍医が「どうだ、腹が減っただろう」と尋ねるが、こちらは食糧が
豊富である。「いいえ、まったく減りません」と、つい本当のことを言って
しまった。
その次の日も同じ問答を繰り返し、軍医は「変だなあ」と首を傾げていた。
三日目にとうとう棚の上にあった落下傘袋に目をつけられ、中身を見た軍医
は激しく立腹した。あげくに軍医長の前にしょっぴかれた。
「軍医の言に従えん者は知らん。出て行け!」と叱られた。山川氏は(やった
!飛行機に乗れる)と大喜びして飛行場に帰ろうとしたら、軍医長に、こっぴ
どく叱られた。
「体を大切にしろ」と、再び病室に帰された。