忍者ブログ
軍事板「戦時中、戦場でのほのぼのとした話」スレまとめサイト
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

80 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2013/08/06(火) 15:19:28.37 ID:???
うちの婆ちゃんから聞いた戦争のときの話。

婆ちゃんのお兄さんはかなり優秀な人だったそうで、
戦闘機に乗って戦ったらしい。
そして、神風特攻にて戦死してしまったそうです。

当時婆ちゃんは、製糸工場を営んでいる親戚の家に疎開していました。
ある日の夜、コツンコツンと雨戸をたたく音がしたそうです。
だれぞと声をかけども返事はなし、
しょうがなく重い雨戸を開けたのですが、それでも誰もいない。
婆ちゃんは、それになにか虫の報せを感じたそうで、
「兄ちゃんか?」と叫んだそうです。返事はありませんでした。

その後戦争が終わり、婆ちゃんは実家に戻りました。
そしてお兄さんの戦死の報せと遺品、遺書が届いたそうです。
婆ちゃんは母親、他の兄弟たちと泣いて泣いて悲しみました。
遺書には、お母さんや他の兄弟について一人一人へのメッセージが書いてありました。
婆ちゃん宛には、次のように書かれていたそうです。

「キミイよ。兄ちゃんが天国いけるように祈ってくれ。
弁当を食べてから逝くから、空腹の心配は無い。

この国を、日本を頼んだぞ。負けても立ち上がれ、誇りを捨てるな。
まずしくともよし、泥をかぶってもよし。かねを持っても、うまいものを食ってもよいのだ。
ただひとつ心を汚すな。それが日本人だ。心を汚されたときこそ、おこれ。

黄色のりぼんがよく似合っていた。兄はいつも共にある。うつくしくあれ、キミイよ。」

婆ちゃんは疎開先の製糸工場にいるとき、当時出来たばかりの新商品である
黄色のヒモを毎日お下げに巻いていたそうです。
お兄さんにその黄色のヒモを見せたことは一度も無かったので、
あの雨の日にワタシに会いに来たんだと、婆ちゃんは生涯信じていました。

拍手[16回]

PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カウンター
ランキング
人気ブログランキングへ
ブログ内検索
最新コメント
[09/02 名無し三等兵]
[04/21 名無し三等兵]
[04/18 名無し三等兵]
[02/10 名無し三等兵]
[02/10 名無し三等兵]
[02/28 名無し三等兵]
[09/07  ]
[08/29 名無し三等兵]
[08/23 名無しの幽霊さん]
[07/22 名無しの幽霊さん]
プロフィール
HN:
名無し@従軍記者
性別:
非公開
Twitter
バーコード
アクセス解析
ATOM  
ATOM 
RSS  
RSS 
Copyright ©   戦時中、戦場でのほのぼのとした話@軍事板   All Rights Reserved
Design by MMIT  Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]